2006年 08月 31日
夏の探検の2日目です。 まず,出発前に宿泊のホテルでエネルギー充填です。 このホテル(ユニバーサルホテル・岡山駅から自転車で5分)は,一泊二食つきで2540円,税・サービス込みで2980円です。しかも,朝食は和食か洋食が選べてバイキング方式です。これで,利益があるのかな?ちょっとした健康ランドより安いです! 今日もしっかり走るので,お腹いっぱいにしておきます。 岡山駅から自転車で10分ほど走ったところに,岡山県営グランドがあります。昨年,岡山国体が開かれたので,とても綺麗に整備されていました。公園内には無数のメタセコイヤの巨木が並んでいます。公園内をのんびりとポタリングするだけでも気持ちがよさそうです。 今日の目的は,吉備路自転車道を往復することです。 実はこの吉備路自転車道沿いの史跡は8年ほど前に「青春18切符」を使って,JR吉備線を乗り継いで歩いたことがあります。3年ほど前から輪行をするようになって,いつかこの吉備路自転車道を自転車で走りたいと考えていました。 自転車を通じて知り合ったちゃりきの事務長さんが,この吉備路自転車道のポタの様子を詳しくレポートされています。 県営グラウンドを出て西のほうに向かうと笹が瀬川の堤防に出ます。 ここからが吉備路自転車道の始まりです。もちろん自転車道ですから車が入ってくることはありません。時々行き交う散歩の人やサイクリングの人とあいさつを交わしながらのんびりペースで進んで行きます。 走り出して30分もしないうちに気がつきました。この日の気温はおそらく33~4℃あったと思うのですが,走っていて暑さを感じないんです。それは,この吉備路自転車道が笹が瀬川の堤防か,田んぼの中か,用水路沿いを走っているので流れてくる風が とても気持ちが良いんです。サラッとした涼しげな風が心地よいです。 スタートして2kmほど西に行ったところに吉備津神社があります。吉備津彦が鬼の温羅(うら)との合戦の時に陣を張ったといわれる場所です。温羅の首を埋めてあるそうです。釜の鳴る音で吉凶を占うという御釜殿があります。 ここも吉備津彦命を祭ってあるのですが、こちらは備中国、前述の吉備津彦神社は備前国を担当しています。このふたつの神社の間に国境があったわけです。 ここは「はなぐり塚」です。牛の鼻に付ける「はなぐり」が全国から集まります。家畜の無病息災を願います。 吉備路のシンボル、備中国分寺五重塔です。 国分寺の西2kmにある全国第9位の前方後円墳、作山古墳。丘を削って造った巨大な古墳です。その昔、吉備国が大和国に匹敵するほど大きな勢力を持っていたことが偲ばれます。 吉備路の最終地点の総社市の神社です。 その隣にある民俗資料館です。 さて,ここから折り返して吉備路自転車道をまたのんびりと走って,岡山市内に戻ります。 スタート地点の県営グランドに戻りました。桃太郎スタジアムです。 さらに走って,岡山城を目指します。 後楽園も覗きました。 ホテルに戻ります。 シャワー・夕食を済ませました。豪華ではないですが,ちゃーんと夕食がつきます。 さて,食事後は市内を散歩です。するとなかなか素敵な居酒屋を発見しました。 つまみが何と100円から。なかなか良い雰囲気です。 地図を広ながら,明日のしまなみ海道の計画を思い浮かべながら,旨い酒を飲みました。 デジカメをホテルに置いてきてしまったのが残念です。 本日の走行距離 68km
by oyaji-4792
| 2006-08-31 16:11
| 自転車
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